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水性石油樹脂・アクリル系 注入防水材

防水層再生工法 ナルライト注入用

ナルライト注入工法とは

単に漏水部分にシートを張ったり防水膜を塗布したり、またクラック部分のみに樹脂を充填したりするのではありません。押さえコンクリートと防水層、スラブと防水層の隙間に「ナルライト注入用」を圧入することによって、水の進入路及び漏水部分を閉塞します。また、劣化した防水層を健全な状態に再生します。

ステップ1 ナルライト注入液は防水層と押さえコンクリートの隙間に充填される。

ステップ1

ステップ2 ナルライト注入液は防水層と押さえコンクリートのクラック、劣化した目地に充填される。

ステップ2

ステップ3 ナルライト注入液は劣化した防水層を通って、スラブと防水層の浮いているところに充填される。

ステップ3

ステップ4 ナルライト注入液は防水層の浮いているところを通ってスラブのクラックに充填される。

ステップ4

充填されたナルライト注入液は、硬化と共にコンクリートおよび防水層に接着し、水道を完全に閉塞します。また、ナルライト注入液はエポキシ系の注入液と異なり硬化するまで24時間程度かかります。 そのため、注入圧力により広範囲に渡って注入液が流れて充填されます。
さらに、硬化した皮膜は弾力性を持っているので硬化後の躯体の動きにも優れた追従性を発揮します。
ナルライト注入液は、1箇所の孔から圧入すると約1m²広がっていきます。注入液が間違いなく充填されているかどうかは、孔から孔へ注入液をつなげて行くことで判断します。

特長

  • 全面防水改修に対応できる
  • 産業廃棄物を出さない
  • 部分補修で完全止水できる
  • 非常に短い工期で作業が完了する
  • 作業の騒音はほとんどない
  • アスファルト・ウレタン防水にも接着する
  • 複雑な形状に対応できる

物性

主成分 石油樹脂・アクリルエマルジョン
粘度 30,000cps
固形分 48%
比重 1.05
外観 乳白色水性エマルジョン
荷姿 20kgポリペール缶入り

ナルライト注入工法の施工手順

1.ドリルによる穴あけ

2.ドリル穴の切り粉清掃

3.注入ノズルの打込

4.硬化促進剤の混合※

5.ナルライト注入用を圧入

6.ドリル穴をコルク栓で仮止め

7.ドリル穴にモルタルを充填

8.あふれ出た注入液の除去

9.完了

1.ドリルによる穴あけ

30~200cm間隔でスラブコンクリートに届くまで

5.ナルライト注入用を圧入

他のところからあふれ出るまで

7.ドリル穴にモルタルを充填

※ナルライト注入用には、硬化促進剤を必ず混合してください。 混合方法は、カタログの「注入量の目安」に記載してありますので必ずお読み下さい。

さらに詳しい情報は下記よりダウンロードしていただけます。

各種ダウンロード

  • 製品カタログ
  • ナルライト注入用による防水層再生工法説明資料
  • 製品安全データシートSDS
  • 防水層再生工法施工要領書

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